乾太くんの乾燥時間は?どのタイプも時間は同じだった!?

こちらでは、乾太くんの乾燥時間について、タイプ別・容量別・衣類の種類別にまとめています。

結論

  • 乾太くんの乾燥時間に影響するものは、「乾燥容量」「種類・厚さ」「室内温度」
  • 乾太くんの乾燥時間の目安は、3kgで40~70分、5kgで45~60分、6kgで50~65分、8kgで70~95分、9kgで80~95分
【この記事を書いた人】
建築業界に携わってきた建築士・宅建士・建築積算士・被災建築物応急危険度判定士。
自宅は分離発注で、自分で現場管理。気密や断熱を知らないおじいちゃん大工さんたちと高断熱高気密住宅を建ててみた結果→C値:0.0(中間時:0.025、完成時:0.006)
本質を知りたがり症候群のため、マニアックな内容が多し。
電子工作やIoTデバイス製作に没頭中。室内環境をフルオートで管理するのが目標。
■できているもの■太陽光日射角度からのブラインド自動開閉制御(リアルタイム)。(市販のものは明るさから制御するやつで、結構おおざっぱで本来の日射遮蔽の役割を果たしていない)
■今作っているもの■室内温度・湿度リアルタイムモニタリングからの冷暖房自動制御。
結露の非定常計算。外気・室内の温度・湿度からリアルタイムで結露計算をして、冷暖房自動制御と連動。

乾太くんとは?

乾太くん(かんたくん)は、リンナイが製造・販売するガス衣類乾燥機です。
ガスの熱を利用することで、短時間で衣類を乾燥できるのが特徴の一つでもあります。(乾燥時間の短縮)

乾太くんの特徴は以下の通りです。

  • 短時間で衣類を乾燥できる
  • 電気式の衣類乾燥機に比べて省エネ
  • 衣類の乾燥時に発生するニオイを抑制できる
  • 衣類にダメージを与えにくい。

乾太くんには、家庭用で「スタンダードタイプ」と「デラックスタイプ」の2種類があり、業務用の乾太くんも展開しています。

スタンダードタイプ

乾太くんのスタンダードタイプには、3種類(乾燥容量:3kg、5kg、8kg)あります。

乾燥時間は衣類の容量や種類で変わってきますが、どのタイプも乾燥時間の違いはさほどありません。(リンナイに確認)

型式RDT-31S・31SURDT-54S-SV・54SU-SVRDT-80・80U
乾燥容量3kg5kg8kg
標準コース
エココース
厚物コース
デリケートコース
シーツ/毛布コース
ドラム除菌運転
タイマー運転5〜90分5〜90分5〜90分
消音運転
静電気低減機能
残時間デジタル表示
排湿延長※10m4曲り

デラックスタイプ

乾太くんのデラックスタイプは、5kgタイプの1種類のみです。

スタンダードタイプとデラックスタイプは、消音運転・静電気低減機能など、搭載されている機能が異なるだけで、乾燥時間は共に変わりません。(リンナイに確認)

型式RDT-52SA・52SA-R、RDT-52SUA・52SUA-R
乾燥容量5kg
標準コース
エココース
厚物コース
デリケートコース
シーツ/毛布コース
ドラム除菌運転
タイマー運転5〜90分
消音運転
静電気低減機能
残時間デジタル表示
排湿延長※10m4曲り

デラックスタイプは、2023年7月に6kg(RDT-63・RDT-63T)と9kg(RDT-93・RDT-93T)が追加されます。

業務用乾太くん

業務用の乾太くんは、4種類(乾燥容量:5kg、6kg、8kg、9kg)あります。

家庭用にない機能としては、コインタイマーや冷却時間を約2倍に延長できる機能がついています。

こちらも乾燥時間は、家庭用の乾太くんと基本変わりません。(リンナイに確認)

型式RDTC-80A・RDTC-80UA
RDTC-54S・RDTC-54SU
RDTC-90CT・RDTC-90CTU
RDTC-60CT・RDTC-60CTU
乾燥容量5kg
標準コース
エココース
厚物コース
デリケートコース
シーツ/毛布コース
ドラム除菌運転
タイマー運転5〜90分
消音運転
静電気低減機能
残時間デジタル表示
排湿延長※10m4曲り

乾燥時間についてリンナイに問い合わせたところ、基本はどのタイプでも乾燥時間はほとんど変わらないという回答でしたが、感覚的には乾太くんの機内空間が小さい(体積が小さい)方が乾燥効率はよさそうなイメージです。

詰め込みすぎると逆に乾燥しづらく乾かないと思いますが、公開されている乾太くんの乾燥時間について詳しくみていきます。

乾太くんの乾燥時間は?

乾太くんの乾燥時間は、どのタイプの乾太くんを使用しても性能はほとんど変わりません。(リンナイに確認)

乾燥時間に影響するのは主に以下の内容です。

  • 衣類の乾燥容量
  • 衣類の種類・厚さ
  • 室内温度

乾太くんの公式サイトでは、乾燥時間は、5kgの洗濯物なら約52分、8kgの洗濯物なら約80分と紹介されています。

こちらの乾燥時間の条件は以下の通りです。

  • RDT-80で実用衣類8kg(綿0%、化繊50%)、脱水度70%、標準コース
  • RDT-54S-SVで実用衣類5kg(綿0%、化繊50%)、脱水度70%、標準コース

どちらも基本の標準コースで確認した乾燥時間だということが分かります。

衣類の乾燥容量に比例して乾燥時間は長くなるので、例えば6kgの洗濯物なら乾燥時間は52分~80分の間で60~70分程度だとわかります。

逆に3kgと少ない量であれば、40分程度と推測できます。

また、すべて温風運転の標準コースではなく、送風運転と温風運転を自動的に切り換えて衣類を乾燥させるエココースの場合は、乾燥時間が長くなります。

3kg・5kgタイプ(スタンダード)の乾燥時間目安

衣類の種類1枚の重さ
(サイズ)
乾燥容量3kgタイプ乾燥容量5kgタイプ
1回に乾燥
できる量
乾燥時間1回に乾燥
できる量
乾燥時間
カッターシャツ(混紡)約200g約15枚約50分約25枚約45分
作業着上下(混紡)約800g約4組約40分約6組約45分
おしめ(棉)約50g約60枚約60分約100枚約50分
パジャマ上下(混紡)約500g約6組約55分約10組約50分
タオル(綿)約80g約30枚約70分約45枚約60分※1

※1:厚物/6kgコースでの乾燥時間

シーツや布団カバーの乾燥時間目安

こちらは5kgデラックスタイプにしか搭載されていない「シーツ/毛布コース」での乾燥時間の目安です。

1回に乾燥できる量乾燥時間
シングルサイズ4枚約60分
ダブルサイズ2枚約60分

シーツや布団カバーの乾燥時間はおよそ1時間となります。

「シーツ/毛布コース」は8kgスタンダードタイプに搭載されていますが、こちらは「8kgタイプの乾燥時間目安」で確認ください。

8kgタイプ(スタンダード・業務用)の乾燥時間目安

こちらは8kgタイプの乾燥時間の目安です。

業務用の8kgタイプ(RDTC-80A・RDTC-80UA)も同じ乾燥時間になります。

衣類の種類1枚の重さ
(サイズ)
乾燥容量8kgタイプ
1回に乾燥
できる量
乾燥時間
カッターシャツ(混紡)約200g約40枚約70分
作業着上下(混紡)約800g約10組約70分
おしめ(棉)約50g約160枚約90分
パジャマ上下(混紡)約500g約16組約80分
タオル(綿)約80g約62枚約80分
マイヤー毛布(アクリル)シングルサイズ2枚約80分
シーツ(綿)シングルサイズ6枚約95分

5kgタイプ(デラックス)の乾燥時間目安

こちらは5kgタイプ(デラックス)の乾燥時間の目安ですが、3kg・5kgタイプ(スタンダード)とほぼ同じです。

衣類の種類1枚の重さ
(サイズ)
乾燥容量5kgタイプ
1回に乾燥
できる量
乾燥時間
カッターシャツ(混紡)約200g約25枚約45分
作業着上下(混紡)約800g約6組約45分
おしめ(棉)約50g約100枚約50分
パジャマ上下(混紡)約500g約10組約50分
タオル(綿)約80g約45枚約50分
マイヤー毛布(アクリル)シングルサイズ1枚約60分
シーツ(綿100%)掛け布団シングルサイズ150×210cm4枚約60分

5kgタイプ(業務用)の乾燥時間目安

こちらの5kgタイプ(業務用)の乾燥時間の目安も他の5kgタイプとほぼ同じです。

衣類の種類1枚の重さ
(サイズ)
乾燥容量5kgタイプ
1回に乾燥
できる量
乾燥時間
カッターシャツ(混紡)約200g約25枚約45分
作業着上下(混紡)約800g約6組約45分
おしめ(棉)約50g約100枚約50分
パジャマ上下(混紡)約500g約10組約50分
タオル(綿)約80g約45枚約60分※1
マイヤー毛布(アクリル)シングルサイズ1枚約50分
シーツ(綿100%)掛け布団シングルサイズ150×210cm4枚約60分

※1:厚物/6kgコースでの乾燥時間

 

6kg・9kgタイプ(業務用)の乾燥時間目安

こちらの6kg・9kgタイプ(業務用)の乾燥時間の目安です。

衣類の種類1枚の重さ
(サイズ)
乾燥容量6kgタイプ乾燥容量9kgタイプ
1回に乾燥
できる量
乾燥時間1回に乾燥
できる量
乾燥時間
カッターシャツ(混紡)約200g約30枚約60分約45枚約90分
作業着上下(混紡)約800g約7組約60分約11組約85分
おしめ(棉)約50g約100枚約50分約160枚約90分
パジャマ上下(混紡)約500g約12組約65分約18組約95分
タオル(綿)約80g約45枚約60分約62枚約80分
シーツ(綿)シングルサイズ約4枚約60分約6枚約90分

まとめ

ここまで、乾太くんの乾燥時間について、タイプ別・容量別・衣類の種類別にみていきました。

基本的にどのタイプでも同じ衣類の容量であれば、乾燥時間に大きな差はありません。

乾燥時間に影響するのは、以下の内容ですので、使用する際はこれらを考慮して使用しましょう。

  • 衣類の乾燥容量
  • 衣類の種類・厚さ
  • 室内温度

 

 

建築士・宅地建物取引士・建築積算士・被災建築物応急危険度判定士・SEOコンサルタント

分離発注で家建築。
「気密?知らん。気密は秘密」と笑ってギャグを飛ばすおじいちゃん大工さんたちと独学で高断熱高気密住宅を建ててみた。
【結果】
C値:0.0(中間時:0.025、完成時:0.006)

気密処理はすべて自分で行いました。
丁寧に気密処理をすれば、素人がやってもしっかり気密が取れます。

Arduino・RaspberryPi・EPS32など電子工作が好き。
室内環境をフルオートで管理するのが目標。
月100万PV↑サイト運営とかSEO対策も得意。(証拠
SEOコンサル希望は「問い合わせ」まで

衣類乾燥機
スポンサーリンク
建築・不動産ブログの更新情報をRSSで受け取る
建築と不動産の教科書