すまい給付金の3つの申請方法と申請手続きの流れ

すまい給付金を受ける場合は、すまい給付金の申請をしなければいけません。

すまい給付金申請をする際には、必要書類を提出しますが、以下のような要件によって、提出する書類に若干の違いがあります。

  • 新築住宅と中古住宅
  • 住宅ローンでの支払いと現金払い(50歳以上の方のみ)

今回は、すまい給付金の3つの申請方法や、提出する必要書類の種類、書類の入手方法について、わかりやすく解説しています。

主な要点
  • すまい給付金とは
  • すまい給付金はいつもらえる?
  • 「すまい給付金の振込みのお知らせ」ハガキ
  • 申請不備があった場合の対処法

すまい給付金の3つの申請方法

すまい給付金には、以下の3つの申請方法があります。

  • ①窓口申請
  • ②郵送申請
  • ③代理受領申請

①窓口申請

窓口申請は、申請書と必要書類をまとめて各都道府県ですまい給付金の申請を受け付けている窓口へ直接持参する方法です

お住まいの申請窓口をチェックしたい方は、以下のすまい給付金公式サイトで検索できます。

すまい給付金の「窓口申請検索

②郵送申請

郵送申請は、申請書と必要書類をまとめて以下の郵送先へ送付する方法です

すまい給付金郵送申請の郵送先〒115-8691
赤羽郵便局 私書箱38号
すまい給付金申請係

ただし、代理受領申請する場合は、郵送での申請はできませんので、注意しましょう。

③代理受領申請

代理受領申請は、住宅取得者に代わって、住宅事業者がすまい給付金を代理申請し、受け取る方法です

すまい給付金の受給は住宅購入後のため、すまい給付金を住宅購入費用に充てることができません

そこで、住宅事業者が先に代理受領ですまい給付金を受け取れば、引渡し時の住宅購入費用に充てることができます

すまい給付金には、3つの申請方法がありますが、今回は「①窓口申請」で、申請の流れについて解説していきます。

すまい給付金の申請の流れ

住宅ローン控除の確定申告の流れ

すまい給付金の申請方法については、以下の流れで申請していきます。

すまい給付金の申請の流れ
  • STEP1
    必要な書類をそろえる
    すまい給付金の申請に必要な書類をそろえます。
  • STEP2
    住宅借入金等特別控除額の計算明細書で住宅ローン控除額を求める
    「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書」で住宅ローン控除額を計算します。
  • STEP3
    確定申告書に記入する
    「確定申告書A」または「確定申告書B」に必要な情報を記入します。
  • STEP4
    確定申告書に押印する
    確定申告書を記入したら押印をします。
  • STEP5
    添付書類台紙に書類を貼り付ける
    「添付書類台紙」に必要書類を貼り付けます。
  • STEP6
    管轄の税務署を調べる
    国税庁サイトから管轄の税務署を調べます。
  • STEP7
    確定申告書と添付書類台紙を提出する
    管轄の税事務所へ確定申告書と添付書類台紙を提出します。

 

 

すまい給付金の支給の流れ
すまい給付金の支給の流れは以下の通りです
①申請に必要な書類は収集
①給付申請書をダウンロード
②給付申請書に記入
③給付申請書に押印
④給付申請書を提出

①申請に必要な書類は収集
申請に必要な主な書類は以下の五つです
・住民票の写し(引越し後の住所)
・個人住民税の課税証明書
・建物の登記事項証明書・謄本
・住宅の不動産売買契約書または工事請負契約書
・住宅ローンの金銭消費貸借契約書

①給付申請書をダウンロード
旧申請書は給付金申請窓口でもらえる他すまい給付金のホームページからもダウンロードできます。
給付金申請窓口は性能評価機関などがあります

④給付申請書を提出
給付申請書は申請窓口に持参するか郵送するか選択することができます。
すまい給付金事務局で郵送申請も可能です。
また住宅事業者などが手続きを代行することもできます。

 

 

 

 

 

 

STEP1.必要な書類をそろえる

住宅ローン控除の確定申告(還付申告)では、給与所得者と個人事業主で、提出する必要書類に若干の違いがあります

初年度の住宅ローン控除の確定申告に必要な書類一覧
書類名給与所得者個人事業主入手・依頼先
確定申告書A税務署、国税庁HP
確定申告書B税務署、国税庁HP
(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書税務署、国税庁HP
住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書借入先の金融機関
源泉徴収票(平成31年4月1日以後の確定申告では、添付不要になりました。勤務先
土地や建物の登記事項証明書法務局
土地や建物の売買契約書または建築請負契約書【写し】本人
本人確認書類【写し】本人
※本人確認書類・・・マイナンバーカード、または(マイナンバー通知カードまたはマイナンバーが記載されている住民票)+(運転免許証やパスポートなどの本人確認書類)

必要書類の詳細や入手方法についてはicon-book 住宅ローン控除の確定申告時の必要書類は?入手先も分かりやすく紹介 】をご確認ください。

年末にならないと集められない書類もありますが、マイホームを購入したときから集められる資料は集めておきましょう。

STEP2.計算明細書で住宅ローン控除額を求める

令和01年分(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書で、新築建売住宅を購入した場合の記入例

確定申告書を記入する前に、まずは、「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書」を使って、住宅ローン控除の控除額を求めます

住宅借入金等特別控除額の計算明細書とは 『住宅ローン控除額を計算するための明細書』 です。

(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書

住宅借入金等特別控除額の計算明細書で求めた住宅ローン控除額を確定申告書へ転記します。

住宅借入金等特別控除額の計算明細書の書き方について詳しく知りたい方はicon-book 住宅借入金等特別控除額の計算明細書の書き方まとめ!記入例も公開 】をご確認ください。

STEP3.確定申告書に記入する

住宅ローン控除の確定申告書A(第一表)記入例

「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書」で住宅ローン控除額を求めたら、確定申告書に記入していきます。

確定申告書には、「確定申告書A」と「確定申告書B」の2つがあります。

公務員や会社員の方は、基本的に「確定申告書A」を利用して住宅ローン控除の還付申告をします。

自営業やフリーランスなど個人事業主の方は、「確定申告書B」を利用して住宅ローン控除の確定申告をします。

住宅ローン控除を受けるための「確定申告書A」「確定申告書B」の書き方についてはicon-book 住宅ローン控除の確定申告書の書き方マニュアル!記入例の見本も公開 】で詳しく解説していますので、こちらをご確認ください。

STEP4.確定申告書に押印

確定申告書に押印する

画像をクリックすると拡大します。

確定申告書を記入したら、申告者の「氏名」欄の「印」に押印をします。

STEP5.添付書類台紙に書類を貼り付ける

添付書類台紙に書類を貼り付ける

確定申告書に押印したら、添付書類台紙に提出する必要な書類を貼り付けます。

年・住所・氏名

添付書類台紙には、年・住所・氏名の欄がありますので、それぞれに記入します。

必要書類の貼り付け方法

添付書類の貼り付け方に、統一されたルールはありません。

糊付け・セロハンテープ・ホッチキスどれでもよいという情報もあれば、税務署の担当者がセロハンテープ・ホッチキスはすべて外して糊付けするという情報もあります。

持参する場合は、直接税務署で聞いてから貼り付けたほうが間違いないですが、郵送する場合は、糊付けして貼り付けたほうが無難です。

添付書類台紙と同じサイズ以上の書類は台紙の後ろにホッチキスで止めて提出しましょう。

STEP6.管轄の税務署を調べる

住宅借入金等特別控除額計算明細書と確定申告書の記入・押印が終わったら、土地や建物がある住所地管轄の税務署へ提出します。

提出先が分からない場合は、以下の国税庁サイトで、郵便番号・住所・地図から管轄の税務署を調べることができます。

郵便番号から調べる

郵便番号から調べる場合は、マイホームがある住所の郵便番号を入力して「検索」をクリックします

すると、管轄する税務署ページのリンクと、電話番号が表示されます。

住所から調べる

住所から調べる場合は、マイホームがある住所の都道府県を選択後、市区町村・町名を入力して「検索」をクリックします

すると、管轄する税務署ページのリンクと、電話番号が表示されます。

地図から調べる

地図から調べる場合は、地図にある都道府県をクリックします

すると、クリックした都道府県の税務署一覧が表示されます。

それぞれの税務署に管轄地域が掲載されていますので、マイホームがある住所の市区町村をチェックして該当する税務署を探しましょう。

STEP7.確定申告書と添付書類台紙を提出する

確定申告書と必要書類を税務署へ提出

管轄する税務署が分かったら、確定申告書と添付書類台紙を提出します

確定申告書を提出方法は、以下の3つの方法があります。

  • 税務署へ直接確定申告書を提出する
  • 郵送で確定申告書を提出する
  • 電子申告(e-Tax)を利用して、確定申告書を提出する

税務署へ直接確定申告書を提出する

税務署へ直接持ち込んで確定申告書を提出する場合は、分からないことを直接質問できるメリットがありますが、確定申告時には多くの方が訪れるので、混雑することが予想されます。

郵送で確定申告書を提出する

郵送で確定申告書を提出する場合は、封筒や切手代がかかりますが、郵送すれば完了ですので、手続きに時間がかからないのがメリットです。

電子申告(e-Tax)を利用して、確定申告書を提出する

電子申告(e-Tax)は自宅でも確定申告ができる方法で便利ですが、マイナンバーカードに組み込まれている「公的個人認証サービスに基づく電子証明書」などの電子証明書の取得や、ICカードリーダライタが必要な場合があります。

会社員の方は、住宅ローン控除の確定申告は1年目だけで済むので、税務署へ直接提出あるいは、郵送で提出のいずれかがよいでしょう。

給与所得者は2年目以降の確定申告が不要

公務員や会社員の給与所得者は、2年目以降の確定申告は、年末調整で住宅ローン控除の手続きをするため不要と説明しましたが、年末調整の際に必要となるのが、以下の2つの書類です。

  • 給与所得者の(特定増改築等)住宅借入金等特別控除申告書兼証明書
  • 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書

給与所得者や個人事業主の2年目以降の確定申告・年末調整の方法については、以下で詳しく解説していますので、ご確認ください。

給与所得者の方

2年目の住宅ローン控除の確定申告は?必要書類の書き方マニュアル
2年目の住宅ローン控除の確定申告は?必要書類の書き方マニュアル
  • 給与所得者の住宅ローン控除の確定申告
  • 2年目以降は確定申告不要
  • 住宅ローン控除を受けるための年末調整の流れ
  • 年末調整に必要な2つの書類

個人事業主の方

自営業は2年目以降も住宅ローン控除の確定申告が必要!
自営業の住宅ローン控除は2年目以降も確定申告が必要!
  • 自営業の住宅ローン控除の確定申告
  • 2年目以降も確定申告が必要
  • 2年目以降の確定申告に必要な書類
  • 2年目以降の住宅ローン控除確定申告の流れ

 

すまい給付金とは

すまい給付金とは、新築中古問わずに住宅を購入した人が、現金をもらえる制度 のこと

すまい給付金とは、『新築中古問わずに住宅を購入した人が、現金をもらえる制度』のことです。

すまい給付金制度は、消費税率引上げによって住宅取得者の負担を緩和するために設けられた制度です。

似たような制度として住宅ローン控除がありますが、住宅ローン控除は、住宅ローンを多く借りられる収入が高い人ほど、軽減効果が高い性質があります

そこで、すまい給付金制度では、住宅ローン控除で効果が小さい収入が低い方に対して、住宅ローン控除と合わせて負担を軽減させるために、収入が低い方ほど給付額が多くなっています。

ただし、収入が低くても誰もがもらえるわけではありません。

すまい給付金の条件には、大きくわけて「対象者条件」と「住宅条件(新築住宅・中古住宅)」の2つがありますので、詳細についてはicon-book すまい給付金の条件とは?利用できる対象者と住宅の種類を徹底解説! 】をご確認ください。

すまい給付金はいつもらえる?

すまい給付金の申請後、いつもらえるかについては、概ね申請後の1~2ヶ月の間

すまい給付金は、住宅を取得したら自動的にもらえるものではなく、すまい給付金を受けるための申請をしなければいけません。

すまい給付金の申請方法やいつまで申請できるかについては、以下で詳しくまとめていますので、ご確認ください。

すまい給付金の申請期限

すまい給付金の申請期限はいつまで?2つの有効期限に要注意!
  • すまい給付金とは
  • すまい給付金はいつからいつまで請求できる?
  • 契約日と引渡日と入居日の違い
  • すまい給付金の2つの有効期限に要注意

すまい給付金の申請後、いつもらえるかについては、概ね申請後の1~2ヶ月の間です。(連休など時期によっては、振り込まれるまでの期間が長くなることもある)

すまい給付金の申請をすると、すまい給付金事務局が、要件を満たしているか、給付額があっているかなど内容を審査します。

申請内容に間違いがないことを確認したら、申請書に記載した指定の振込先口座へ給付金が振り込まれます。

すまい給付金の振込みのお知らせ

すまい給付金の振込みのお知らせハガキ

すまい給付金の申請後、いつもらえるかについては、概ね申請後の1~2ヶ月の間ですが、振込み前に「すまい給付金の振込みのお知らせ」ハガキが届きます

「すまい給付金の振込みのお知らせ」ハガキには、以下のような情報が記載されています。

  • 受付番号
  • 申請者氏名
  • 申請者の住所(取得住宅の住所)
  • 給付金額
  • 振込予定日
  • 振込予定口座

「すまい給付金の振込みのお知らせ」ハガキの中には、「振込予定日」が記載されていますが、振込予定日前に振り込まれることもあります。

尚、給付金の振込み等については、「すまい給付金の振込みのお知らせ」ハガキに以下の注意書きがありますので、確認しておきましょう。

  • 申請いただいた口座情報に誤り等がある場合、予定日に振り込めないことがあります。
  • 振り込み予定口座へ振り込めない場合、金融機関等への問合わせにより、口座情報を訂正した上で振り込む場合があります。
  • 振り込み予定口座へ振り込めない場合、事務局より申請者へ電話による問合わせ等を行う場合があります。
  • 給付金の振込遅延もしくはその他の事由によって生じた損害について、事務局は一切の責任を負いません。

振込予定日になっても、振り込まれていない場合は、口座情報に誤りがある可能性もありますので、すまい給付金事務局からの問い合わせを待つか、ご自身から問い合わせてみましょう。

すまい給付金申請の不備があった場合は?

もしも、すまい給付金申請の不備があった場合は、すまい給付金事務局から電話で問い合わせがあります

その際に、どういった点に不備があるのか説明してくれますので、しっかり内容を理解しましょう。

その後、申請書類が返送され、その中に不備内容の一覧も同封されています。

すまい給付金申請に不備があった箇所を修正し、再度提出して問題なければ、すまい給付金が振り込まれます。

まとめ

ここまで、すまい給付金の申請後、給付金がいつもらえるのか、申請から給付までの流れについて、わかりやすく説明してきました。

申請内容に不備がある場合も、修正すれば必ずもらえますので、なかなか振り込まれない場合は、一度すまい給付金事務局へ確認してみましょう。

よく分からないという方は、すまい給付金申請サポートがありますので、そちらに相談したほうが確実です。

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