ペットを飼っている家庭では、ペットが走り回れる場所としてウッドデッキを設置することが多いです。中には、庭全体をフェンスで囲って愛犬専用のドッグランにリフォームする愛犬家もいます。
「 ウッドデッキの9つの使い方と目的別に考える4つの重要ポイント」では、ウッドデッキの使い方を具体的にイメージして、目的が明確になれば、考えるポイントが決まると説明しました。
今回、ペットの遊び場としてのウッドデッキ作りで考える項目は、こちらになります。
【目的別に考える4つの重要ポイント】
- 動線計画と設置場所(生活動線・家事動線・来客動線の3つの動線を考える)
- アイテムの有無(落下防止用フェンスや屋根・パラソル、テーブル・チェアなど)
- 木材選び(耐久年数・床板表面の状態など)
- 必要な広さ(アイテムを置けるスペースも考慮する)
- ペットの遊び場として近隣に配慮できる環境かどうか(無駄吠えをさせない)
- 使用年数とその後の使い道はあるのか
- ペットが落下・脱走しないための落下・脱走防止用フェンスをつけるか、ウッドデッキを低くする
- 素足での怪我防止に、ササクレやひび割れが少ない木材の選択・定期的なメンテナンスを考慮する
- 真夏の熱中症防止に、小屋や屋根の設置を検討する
- 利便性を考えて立水栓やドッグバスをつけるか検討する
こちらでは、ペットの遊び場としてウッドデッキを作る方向けに、一つ一つ考えるポイントをクリアにしながらウッドデッキのプランを完成させていきます。