400万円の見積金額から200万円まで減額させた見積査定の全貌公開

こちらは実際にお客さんから見積査定依頼があり、チェックした実例です。依頼主はショップオーナーで、新規店舗の内装やり替え工事の見積書をチェックしてもらいたいという依頼でした。

結果を先にお伝えすると最初に提出された見積金額が約410万円で見積査定をして施工業者に修正してもらった結果、200万円まで減額することができました。

この中には内容のチェックだけでなく、本当に必要な工事なのかお客さんに確認して減額した工事も含まれます。

私は、長年大手ゼネコンで見積関連業務に携わってきました。身近に接してきたからこそ見積書は信じていません。見積書を信じていない理由については、「ハウスメーカーや工務店の見積書は絶対に信じてはいけない」にまとめていますので、こちらをご確認ください。

今回は、見積査定依頼のあった実際の見積書を見ながらどのように減額していったのかを詳しく解説していきます。

案件の詳細と見積査定の結果

依頼主:ショップオーナー
工事内容:ショップの新店舗改装工事
経緯:建築設計事務所へデザイン依頼後、施工業者に見積もりを依頼する段階で見積査定の相談を受け見積書チェック
店舗面積:約40㎡(約12坪)
提出された見積金額:4,098,092円
見積査定した金額:1,807,019円
最終見積金額:2,000,000円(-2,098,092円の減額

内訳明細書(4,098,092円)