タオルの黒カビの取り方!黒ずみは実は黒カビじゃない!?

タオルの黒カビの取り方!黒ずみは実は黒カビじゃない!?

長年使っているタオルや洗わずに放置していたタオルに、黒い斑点ができることがあります。

すぐに黒カビだと思う方も多いと思いますが、実はタオルの黒い斑点は黒カビでない可能性が。

こちらでは、タオルやバスタオルに黒カビ?が生える原因と黒カビの取り方について詳しくまとめています。

タオルの黒い斑点は黒カビじゃない!?

タオルに黒カビ発見!と思いきや実は……」で、衛生微生物研究センター主任研究員の李新一氏は、タオルの黒カビについて、黒カビではなく、黒ずみや汚れというケースが多いと指摘しています。

その理由として以下のことを挙げています。

  • タオルは濡れてもすぐ乾くため黒カビが発生することはそれほどない
  • 濡れたタオルを乾燥させず放置しなければ発生しないと考える
  • 黒カビよりも雑菌が大量増殖するため、タオルが相当臭う

タオルには、カビだけでなく雑菌も増殖しますが、増殖速度を比較するとカビよりも雑菌のほうが速いため、黒カビが生えるなら生乾き臭がひどいはずだという指摘。

このことから、手元にある黒い斑点のついたタオルが相当臭くなければ、黒カビでない可能性が。

黒ずみ

黒い斑点が黒カビによるものでないとすると、考えられるのは、汚れや洗剤がタオルに付着して流しきれなかった「黒ずみ」です。

黒ずみを取るには、綺麗な水でしっかりすすぎをして、汚れを流してあげる必要があります。

それでも落ちない場合は、黒カビの可能性があるので、タオルに黒カビが生える原因を理解し、黒カビの取り方を参考にしてください。

タオルに黒カビが生える原因

タオルに黒カビが生える原因の前に、黒カビは以下のような環境を好み増殖していきます。

  • 温度が15~30℃
  • 相対湿度が85%以上(水分活性値