表札の取り付け位置には、正しい場所があると思っていませんか?
先に結論から言うと、必ずここにつけなければならないと言った場所はありません。
基本的にはバランスや見た目の雰囲気から取り付ければ良いです。
こちらでは表札の取り付け位置や、大きさ、種類についてわかりやすく解説していきます。
表札の取り付ける場所は?
表札を取り付ける主な場所は以下になります。
- 門扉まわり
- 玄関まわり
門扉まわり
敷地境界線上に門扉がある場合は、門扉を支える門柱に取り付けられることが多いです。
門扉がなくても独立した機能門柱を敷地境界線上に設置するパターンも多くなってきています。
周りに標識を取り付けると誰でも見ることができます。
郵便・配達業者や訪問者にとっては、誰が住んでいるかわかりやすい位置になります。
ただ訪問書に関係なく誰もが誰が住んでいるのか分かるような状態です。
玄関周り
オープン外構など門扉がない場合は、玄関の外壁側に取り付けられることがあります。
玄関周りに表札を取り付ける場合は敷地内に入ってから名前を確認しなければならないため、来訪者にとっては訪問しづらいことになります。
家主にとっても、知らない人が家の敷地内に入ることは、あまり気持ちのいいものではありません。
最近ではプライバシーの観点から表札自体つけないということも多くなってきています。
表札をつけないメリット・デメリットについては、以下の分かりやすくまとめていますので、合わせて確認しましょう。
玄関の取り付け位置
玄関に表札を取り付ける場合は基本的に右側につけるのが一般的です。
必ず右側につけなければいけないというわけではないですが、玄関を外から見て右側につけのが基本と言われています。
ただ最近の玄関では、袖壁がなかったり、奥まった作りでないものも多いため、左右どちらにもつけられない場合があります。
その場合は、玄関扉の外壁と同じ場所に取り付ければ問題ありません。
表札を取り付け高さ
表札を取り付けの高さは160cmぐらいが一番見やすい高さだと言われています。
日本人の平均身長は、30代の男性が約171cm、女性が158cmとなっており、正面を向いて目に入るぐらいの高さになります。
人間の上下の視界は、120°ほどありますので、 140cm~180cmでも十分に認識できる高さです。
独立した機能門柱の高さは140cmや160cmで表札位置はそれよりも下なので、160cmにこだわらなくてもよいです。
表札以外にもインターホンやポストを設置する場合がありますので、他の位置も考慮して見易く邪魔にならない位置に配置しましょう。
表札の大きさ
表札の大きさは様々ですが、正方形や縦長・横長のものなどサイズも様々です。
実際に大きさをかたどって、確認するのも一つの方法ですが、屋内で見るのと屋外で見るのとでは屋外の方が少し小さく見えます。
実際に確認する場合は外に持って行って確認してみましょう。
正方形の場合は130角~200角のものが多いです。
横長の長方形では、80×200角タイプや90×200角タイプのものが多いです。