外構の砂利敷き費用はいくら?防草シートの価格も合わせて徹底解説!

外構工事で、よく使われる砂利ですが、コンクリートや石・タイル貼りに比べて安価なのが特徴です。
安価ですが、砂利の種類によっては、金額が高いものもあります。

こちらでは、砂利敷きの見積書の内容とどれくらいの費用がかかるのかを分かりやすく説明していきます。

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砂利敷きの費用相場

先に砂利敷きの費用相場をお伝えすると、だいたい2,000円/㎡~4,000円/㎡の範囲が相場になります。

砂利敷きは、安価な材料ですが、砂利の種類や厚みによって金額が変ってきます。

砂利敷きの厚みで費用が変わる

砂利敷きの厚みは用途によって変わってきます

例えば、人が歩く部分に利用するなら3cm~6cmぐらいの厚みがオススメです。

車を乗り入れるようなところであれば、10cm~12cmぐらいの厚みがあった方が良いでしょう。

  • 人が歩く部分の砂利の厚み:3cm~6cm
  • 車が乗り入れる部分の砂利の厚み:10cm~12cm

また、厚みによっては砂利の大きさにも考慮しなければいけません。

例えば、砂利敷の厚みと砂利の粒の大きさが同じぐらいであれば、敷き詰めると隙間ができて砂利の下の防草シートや土が見えてしまい見た目が悪いです。

砂利を敷き詰める場所の妖刀考えてまずは厚みを決めそこから砂利の粒の大きさを決めましょう。

砂利敷きの厚みによって使用する砂利の量は変わってきますので同時に費用も大きくなってきます。

砂利敷きの見積書

見積書の書き方は外構業者によってそれぞれですが、今まで見積査定した中であった実際の項目を挙げると以下のようなものがありました。

工事及び名称 規格・仕様 単位
【A社】
整地 残土処分含む
砂利敷き 防草シート含む
【B社】
整地・レベル調整
化粧砕石 t50
機械費
【C社】
土鋤取り
防草シート 材工共
砂利敷き 6号砕石 材工共

見積書の書き方は違いますが、内容としてはほとんど同じ内容です。

砂利敷きの施工方法を理解すれば、どういった項目なのかが分かります。

砂利敷きの施工方法

砂利敷きは単に砂利を撒いて終わりではありません。

必ずしも決まった施工方法はありませんが、一般的に行う施工方法を理解することで、教えることで手抜き工事を見抜くことにもつながります。

砂利敷きの施工手順は以下のようになります。

  • ①整地・転圧
  • ②防草シート敷き
  • ③砂利敷き

①整地・転圧

まずは、地面を転圧して平らに踏み固めていきます。

その際に、雑草が生えていれば、雑草の根から取り除いたりします。

表面を平らにすると防草シートも敷きやすく、砂利を敷く際も均等にならすことができます。

②防草シート敷き


除草シートとは、砂利の隙間から雑草が出てこないよう防ぐための厚みのあるシートです。

他にも除草シートとを敷くことで、雑草に太陽光が当たらないため発芽を抑制したり、飛来してくる種子が土に付着して発芽できないようする役割があります。

除草シートを敷かなければ砂利を敷いた後に雑草が生えてきて、草むしりするのに結構労力がかかります。

防草シートの単価は、300円/㎡ぐらいからあります。

③砂利敷き

砂利にも種類がありますが、6号砕石は戸建住宅の敷地でよく使われる砂利です。

駐車場の場合は、C-30砕石がよく使われます。

砂利の厚みが3~4cm程度の砂利敷き費用としては、1,600円/㎡程度です。

砂利敷きのメリット・デメリット

砂利敷きの費用と施工方法を理解したら、最後に砂利敷きのメリット・デメリットも確認しておきましょう。

  • 他の材料と比べて安い
  • 雑草が生えてこない
  • 防犯対策になる
  • 掃除がしにくい

他の材料と比べて安い

冒頭でも説明したように、砂利敷きのメリットとしては、コンクリートや芝生など他の材料と比べて価格が安いということです。

外構工事の見積書をもらって予算オーバーしていた場合は、砂利敷きできる場所を考えると費用を抑えることができます。

雑草が生えてこない

砂利敷をする場合は、砂利の下に雑草が生えてこないように防草シートあります。

防草シートをすることで雑草を防ぐため、砂利の隙間から雑草が生えてきません。

防犯対策になる

砂利を踏むとが音がなります

静まり返った深夜で人が侵入してくることと砂利の音が響きますので、防犯対策にもなります。

粒と粒が擦りあって音がなる防犯面に特化した防犯砂利もあります。

掃除がしにくい

葉が落ちる季節になると、砂利の隙間に枯れ葉が落ちていることがあります。

砂利の隙間に入ってしまうと、簡単に取り除くことができないためとても掃除がしづらいのがデメリットです。

自宅に落ち葉が落ちるような木がなくても近隣の木や風に乗ってやってくることもあるので、砂利を敷く場合は、周辺の環境もチェックしましょう。

 

建築士・宅地建物取引士・建築積算士・被災建築物応急危険度判定士・SEOコンサルタント

分離発注で家建築。
「気密?知らん。気密は秘密」と笑ってギャグを飛ばすおじいちゃん大工さんたちと独学で高断熱高気密住宅を建ててみた。
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