住宅を建築するときに注意しなければいけないのが容積率です。
容積率は土地の広さで建物延床面積が決まりますが、カーポートやガレージなどの車庫も床面積の対象となります。
ただし、容積率の緩和が設けられているため、車庫の床面積は含まれないことも多いです。
こちらでは、カーポートやガレージなどの車庫の床面積が容積率の対象になる場合とならない場合、容積率の緩和について、分かりやすく解説していきます。
容積率とは
容積率とは 『建築物の延べ面積の敷地面積に対する割合』 のことです。
延べ面積は延床面積とも呼ばれ、建築物の各階の床面積の合計となります。
容積率を計算式で表すと以下になります。
容積率の計算式容積率(%)=延床面積÷敷地面積×100
例えば、延床面積120㎡、敷地面積150㎡の容積率は
120㎡÷150㎡×100=80%
となります。
容積率は、住宅を立てる用途地域ごとに制限が設けられており、制限されている容積率を超えて住宅を建てることができません。