3台用カーポートはどれがオススメ!?費用を安く抑える1つのコツ

敷地が広い場合は3台以上車を持っている場合は3台用のカーポートをつけたいと考える方も多いです。
カーポートメーカーのラインナップを見ると1台2台用がメインで、3台用のカーポートは種類があまりありません。

また、費用も3台用カーポートになると100万円を超えるものもあります。

こちらでは3台用カーポートのおすすめや費用抑えるコツをわかりやすくまとめています。

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3台用のカーポートがほしい理由

3台用のカーポートが教え方の理由は主に以下の3つです。

  • 3台自動車を所有している
  • 2台自動車を所有していて将来1台増える予定
  • 2台自動車を所有していてゲスト用の駐車スペースがほしい

3台自動車を所有している場合は、3台分のカーポートを検討するのは当然ですが、それ以外に「将来、子供が自動車を持つ時に1台分確保しておきたい」「来客が多いのでゲストように駐車スペースを設けておきたい」といった理由で3台用のカーポートを設置する方も多いです。

当然それだけの駐車スペースが必要になりますが、敷地が広い場合は将来的なことや利用頻度によって3台用カーポートかどうか検討しましょう。

カーポートの屋根の形状

屋根の形状に以下の2つのタイプがあります。

  • アール屋根
  • フラット屋根

アール屋根

アール屋根は、弧を描くような曲線の屋根です。

中央部分は高さがあるため、雪や雨が吹き込みやすいデメリットもありますが、中央に背の高い車を駐車すると、見栄え的にもバランスよく見えます。

フラット屋根

フラットな屋根は、平らな形状で一方に傾いた片流れタイプの屋根です。

屋根がまっすぐでシャープなデザインになっており、どの位置も高さは同じになります。

前方を後方よりも低くすると雪や雨の吹き込みも軽減されるメリットがあります。

屋根の形状はどちらがいい?

カーポートを選ぶポイントは、以下の3つです。

  • 耐久性
  • 機能性
  • デザイン性

この中の耐久性には、「耐積雪強度」「耐風圧強度」を考えなければいけません。

耐積雪強度

耐積雪強度とは、雪が積もった場合どれぐらいの量の雪が屋根の上に積もっても耐えられるかという強度のことです。

一般的なカーポートでは20cm相当の耐積雪強度があり、雪が積もる雪国では、50cm・100cm・150cm相当の耐積雪強度があるカーポートもあります。

耐積雪強度が高いカーポートは、フラット屋根が多いので、アール屋根で気に入った耐積雪強度が高いカーポートがなければ、フラット屋根がオススメです。

耐風圧強度

耐風圧強度とは、屋根がどれぐらいの風圧に耐えられるかという強度のことです。

一般的なカーポートでは風速38m/秒~42m/秒相当の耐風圧強度があり、台風がよく通る地域や、強風が吹く地域では、風速46m/秒~54m/秒相当の耐風圧強度があるカーポートもあります。

こちらも、耐風圧強度が高いカーポートは、フラット屋根に多いので、アール屋根で気に入った耐風圧強度が高いカーポートがなければ、フラット屋根がオススメです。

3台用カーポートの種類と価格一覧

今回はLIXILが販売している3台用カーポートの種類と価格一覧を参考にまとめました。

 

メーカー 商品名 開口寸法(mm) 奥行き寸法(mm) 高さ寸法(mm) 価格(円)
LIXIL アーキフィールドカールーフ3台用 79-50型 8,256 4,999 2,300 2,258,400
79-60型 8,256 5,999 2,300 2,407,300
90-50型 9,356 4,999 2,300 2,439,200
ソルディーポート1500タイプ
(3000タイプ)
78-50型 7,709 5,009 2,300 1,624,300
78-57型 7,709 5,714 2,300 1,809,200
ウィンスリーポートⅡ900タイプ
(1500・3000タイプ)
80-55型 7,885 5,454 2,300 956,800
80-60型 7,885 6,053 2,300 972,900
80-55・12型 7,885 6,653 2,300 1,359,300
80-60・12型 7,885 7,253 2,300 1,375,400
ウィンスリーポートⅡ900タイプ
(1500・3000・4500・6000タイプ)
30・55-55型 8,485 5,454 2,300 779,000
30・60-55型 9,085 5,454 2,300 821,800
30・55-60型 8,485 6,053 2,300 795,100
30・60-60型 9,085 6,053 2,300 837,900
アーキデュオワイド3台用 72-50型 7,211 5,019 2,300 1,212,800
78-50型 7,801 5,019 2,300 1,299,300
72-57型 7,211 5,723 2,300 1,281,200
78-57型 7,801 5,723 2,300 1,373,100
アーキデュオプレミアムワイド3台用 72-50型 7,208 5,058 2,300 1,376,400
78-50型 7,798 5,058 2,300 1,466,700
72-57型 7,208 5,762 2,300 1,453,100
78-57型 7,798 5,762 2,300 1,548,800
リベルポートシグマⅢ 5072 7,208 4,982 3,262 1,087,900
5080 8,008 4,982 3,384 1,156,700
5672 7,208 5,600 3,262 1,159,800
5680 8,008 5,600 3,384 1,236,100

費用を安く抑えるコツ

3台用カーポートになると100万円を超えるものも珍しくありません。

費用を安く抑えるコツとしては3台用専用のカーポートではなく、1台用あるいは2台用のカーポートを接続して3台用カーポートとして利用することです。

1代用あるいは2台用のカーポートを接続して3台用にする場合は以下の組み合わせがあります。

  • M+Y合掌タイプ
  • 横連結タイプ

M+Y合掌タイプ

icon-search-plus 画像をクリックすると商品ページへ移動します。

1台用のカーポートを二つ連結させるときのタイプには M合掌タイプとY合掌タイプがあります。

2台の両側に支柱を設けたタイプがM合掌タイプで、車同士の間に支柱を背合わせで接続したタイプがY合掌タイプになります。

そして、1台用カーポートを3つ組み合わせたものがM+Y合掌タイプです。

横連結タイプ

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横連結タイプは、後方支持タイプの1台用カーポートを3つ横に連結させたタイプのものです。

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後方支持タイプは、後ろ側だけ支柱があるタイプで、横に3つ連結させても手前に柱がでないのが特徴です。

ただし、後方支持タイプは一般タイプよりも割高なので、連結してもそこまで安くならないこともあります。

費用をとにかく抑えたいのであれば、M+Y合掌タイプがおすすめです。

M+Y合掌・横連結タイプの種類と価格一覧

LIXILが販売しているM+Y合掌・横連結タイプの種類と価格一覧です。

3台用カーポートと比較すると価格が安くなっているのが分かります。

ただし、価格が安い分「耐積雪強度」「耐風圧強度」が低いこともありますので、お住まいの地域の状況に合わせて選択しましょう。

 

メーカー 商品名 開口寸法(mm) 3台分開口寸法(mm) 奥行き寸法(mm) 高さ寸法(mm) 3台分価格(円)
LIXIL フーゴR 24-50型 2,400 7,200 4,980 2,835 770,700
25-50型 2,551 7,653 4,980 2,835 803,100
27-50型 2,701 8,103 4,980 2,835 822,600
30-50型 2,999 8,997 4,980 2,835 951,900
24-54型 2,400 7,200 5,382 2,835 871,800
25-54型 2,551 7,653 5,382 2,835 909,900
27-54型 2,701 8,103 5,382 2,835 942,300
30-54型 2,999 8,997 5,382 2,835 1,069,800
24-57型 2,400 7,200 5,686 2,835 948,000
25-57型 2,551 7,653 5,686 2,835 985,500
27-57型 2,701 8,103 5,686 2,835 1,014,900
30-57型 2,999 8,997 5,686 2,835 1,177,200
ネスカR 24-50型 2,400 7,200 4,980 2,835 701,700
25-50型 2,551 7,653 4,980 2,835 738,300
27-50型 2,701 8,103 4,980 2,835 750,000
30-50型 2,999 8,997 4,980 2,835 870,000
24-54型 2,400 7,200 5,382 2,835 789,000
25-54型 2,551 7,653 5,382 2,835 816,300
27-54型 2,701 8,103 5,382 2,835 848,700
30-54型 2,999 8,997 5,382 2,835 974,400
24-57型 2,400 7,200 5,686 2,835 856,200
25-57型 2,551 7,653 5,686 2,835 895,500
27-57型 2,701 8,103 5,686 2,835 927,900
30-57型 2,999 8,997 5,686 2,835 1,073,100
アーキフラン横連棟ユニット 24-50型 2,224 6672 5,017 2,040 1,271,800
27-50型 2,526 7578 5,017 2,040 1,310,500
30-50型 2,828 8484 5,017 2,040 1,400,600
24-58型 2,224 6672 5,769 2,040 1,427,800
27-58型 2,526 7578 5,769 2,040 1,466,800
30-58型 2,828 8484 5,769 2,040 1,580,300

 

費用は価格+施工費

こちらで紹介した金額は、メーカーの低価格なので定価になりますので、市場に出回っているものは更に安くなっています。

正しいカーポート工事をする場合は、外構業者に依頼する必要がありますので、本体価格に業者の施工費を含めなければいけません。

施工費については外構業者によってバラバラで、安いのか高いのか判断が難しいところがあります。

そういった場合は、必ず相見積もりをとりましょう。

相見積もりとは、複数の業者に見積を依頼することです。

業者に依頼する方法が分からない方や複数の業者を探すのが手間だという方は、外構工事一括見積無料サービス を使うのも1つの方法です。

部分的なカーポート工事でも一括で複数業者から見積書をもらうことができます。

外構業者も一括見積をしていることはしっていますので、断られてもガツガツした営業はあまりしてきません。

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分離発注で家建築。
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