ほとんどの方のとって注文住宅を建てることは初めての体験ですが、注文住宅の醍醐味といえば何といっても自分の希望に合わせて自由に間取りを決められるところです。
「リビングを広くしたい」「キッチンはアイランドキッチンがいい」「トイレは寝室の隣がいい」など色々こだわりをもっているかと思いますが、本当に希望通りの暮らしができるか、家の良し悪しは住んでから分かります。
間取りによっては、使い勝手が悪いものになったり失敗したと思うこともよくありますので、失敗しないためにも実際に建てられた方の意見を参考にして満足のいく成功したと思えるような間取りを1つ1つ考えましょう。
今回は数ある部屋の中でも間取りを考えるときに、意外とどこに配置しようか悩む「トイレ」の間取りについてみていきます。トイレと言えば、必ず家の中に1つは必要な重要な部屋ですが、メインの部屋を決めた後に余ったスペースや家の隅に追いやられがちで間取りを考えるときの優先度が低い場所でもあります。
しかし、トイレの配置を間違えると居心地の悪い家になって失敗することもあります。
そこで、実際に注文住宅を建てた方のトイレの失敗談を元にどういう点に気をつけて考えればいいかトイレの間取りや便器や窓の配置など失敗しないためのポイントもあわせて紹介していきます。
トイレの大きさで多い失敗例は、イメージしていた広さと違うことです。
トイレの大きさについて、図面に書かれている寸法から長さをイメージする人が多いですが、いざ注文住宅を建ててトイレを見るともう少し広くしておけばと後悔して失敗する方も多いです。
トイレの基本的な大きさは1畳程度のものが多いですが、図面上で910mm×1820mmと書かれていても910mmの幅があるわけではなく、壁芯からの寸法なので、実際には、壁の厚み分(12cm~18cmほど)小さくなります。
そうすると想像していたよりも小さく感じてしまいことも多いです。
失敗しないためにも実際にサイズを測ってどれぐらいの大きさになるか確認してみましょう。
柱芯で幅を見るのは危険!900と書いてあれば、実寸では800mm弱ぐらいになると思う。
トイレと言えば、あまり目立つ場所におきたくないという方が多いと思いますが、1日に1回は利用するとても使用頻度の高い部屋です。
トイレの使い勝手が悪いと毎日がいやな気持ちになることも多いので、なるべくトイレでリラックスできる空間にして、ストレスが少しでも和らぐほうがいいですよね。
今回は、トイレの大きさやどれぐらい広いスペースをとれば、リラックスできる空間にできるのか、またトイレ全体を広く見せるための方法を紹介しています。