家を建てる土地の探し方と選ぶ4つのポイント

注文住宅を建てようと思った時に最初に考えることは土地を探すことではないでしょうか?

土地持ちの方や相続なので土地を譲ってもらった方にはその土地を利用して家を建てますがほとんどの方は新しく家を購入して建てます。

注文住宅の間取りやデザインばかりを考えることに力を使いがちですが、 家を建てる際には土地によって建築条件がありますので、あとで土地選びをして、いざ土地を購入してみると建築条件に引っかかってしまって希望の家を建てられないということになりかねません。

せっかく注文住宅で家を建てるのであれば、家づくりで後悔しないように「土地探し」も妥協せずに満足するような土地を選びましょう。

 

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土地選びの4つのポイント

土地を選ぶ場合は近所の不動産へ行って土地探しをしますがどんな点を気をつければいいか分からない方も多いと思います。

何も考えずに闇雲に土地を探しても、まずは土地選びの3つのポイントをしっかり押さえましょう。

希望する条件をリストアップする

家を建てる場合は実家の近くであったり勤務先の近くまたは郊外の落ち着いた場所に家を建てたいなど希望する内容は人それぞれです。

どんなエリアに住みたいか?どういうところを重視しているかを明確にするためにリストアップしましょう。

リストアップする場合は家族それぞれの希望する内容を連れてリストアップしてその中から優先順位を決めどうしても譲れない部分があれば、その譲れない部分をを重点に土地を探しましょう。

希望する条件としては、例えば子供に何かあった時に頼れるように実家の近くがいいとか、利便性を重視した駅から徒歩○分以内の場所とか、治安がいい土地などとにかく希望する条件を全てリストアップします。

家族間でだいたい希望する条件を洗い出したら、リストの中から優先順位を決めてそれに見合った土地を探しましょう。

また土地探しをする場合はその場所だけでなく周辺環境の状態(最寄りのスーパー、病院など)や朝昼夜の環境についてもチェックすることは大切です。

周辺環境をチェックする場合は実際にそこに住んでいる生活イメージを持って考えるとよいでしょう。

土地の大きさと建築条件の確認

土地の大きさについては、用途地域によって建てられる広さが決まっています。

自分の土地だからといって自由に敷地いっぱいに広げたり高く建てるといったことはできません。

建築基準法では、「建ぺい率」「容積率」「高さ制限」「斜線制限」といったさまざまな制限が定められています。

気に入った土地であってもそういった建築条件によって希望する住宅を建てられない場合もありますが、不動産業者に相談すれば教えてくれますので、土地を探す場合はそういった建築条件についてもしっかり確認するようにしましょう。

土地と建物の予算を決めておく

注文住宅を建てる場合は予算はある程度決めておく必要がありますが単純に4000万とか5000万とか土地と建物を一緒くたに予算とするのではなく土地と建物それぞれ分けて検討するようにしましょう。

予算を決める場合にはある程度の相場を知る必要がありますが、 建物の相場については○を確認してください。

土地と建物なぜ別々に予算を考えるかと言うと土地を購入する場合は、不動産業者が仲介して購入し、建物を建てる場合は、施工業者さんとの契約となります。

好条件の土地だからといって、相場よりちょっと高い土地を購入すると建物の見積書を施工業者さんへ依頼した時に大幅な予算オーバーになることもあります。

そうならないためにも予め土地と建物の予算を決めておきましょう。

土地探しと家づくりは同時に進める

注文住宅で家を建てる場合は、まずは土地を探してからその後に家づくりを考える方もいらっしゃいますが、先ほども話したように土地には建築条件があり希望する家が建てでない場合もあります。

後々後悔しないためにはどういった家を建てたいかというイメージとその家が建てられる土地を探す必要があります。

また途中最初に探す時に不動産業者にお願いしますが単純にどちらが欲しいというだけでは不動産業者もどういった家を建てるのかということは想像がつきません。

そうなると坪単価や土地の広さだけで不動産業者も選んできます。

ある程度の情報を不動産業者に共有することで、希望にあった土地を探してくれる可能性も高くなります。

ハウスメーカーや工務店を上手に使う

土地探しにおいて4つのポイントを説明しましたが、建築条件とか詳しい内容が分からないという方も多いと思います。

専門的な部分なので自分で調べて学ぶということも必要になってきますが、逆に専門業者を使って探すという方法も有効な方法の一つです。

その方法の一つがハウスメーカーや工務店に土地探しを含めて依頼するという方法です。
ハウスメーカーや工務店はこれまでの実績からおおよその予算であったり、立てることができる家のイメージを持っています。

またハウスメーカーは土地を探すだけでもなく資金計画の考え方や様々な情報も提供してくれるのでそういった専門知識のある業者へ依頼するのも一つの方法です。

それなの業者も契約が取れなければ意味がないので、住宅ローンが組めないような提案をしてくることはありません。

また不動産業者に対してもハウスメーカーや工務店をと一緒に注文住宅の計画を考えていると話すと本気で愛を知ることができるので真剣に土地を探してくれます。

理想の土地を探すのは知識がない方にとってはとても大変な作業なので建築業界のプロの力を借りて理想の土地を探すのも良いでしょう。

ただ、どこのハウスメーカーや工務店に依頼したらいいか分からないという方も多いかと思いますが、そういった場合はハウスメーカー一括プラン提案サービスというのを使うのも1つの方法です。

こちらのサービスは要望を入力し一括送信することで複数のハウスメーカーからプランを提案してもらえます。

また、間取りのプランだけでなく土地探しから間取り、資金計画までトータルでサポートしてくれるので、まずは情報を集めたいという方にもおすすめです。

建築士・宅地建物取引士・建築積算士・被災建築物応急危険度判定士・SEOコンサルタント

分離発注で家建築。
「気密?知らん。気密は秘密」と笑ってギャグを飛ばすおじいちゃん大工さんたちと独学で高断熱高気密住宅を建ててみた。
【結果】
C値:0.0(中間時:0.025、完成時:0.006)

気密処理はすべて自分で行いました。
丁寧に気密処理をすれば、素人がやってもしっかり気密が取れます。

Arduino・RaspberryPi・EPS32など電子工作が好き。
室内環境をフルオートで管理するのが目標。
月100万PV↑サイト運営とかSEO対策も得意。(証拠
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